Ruiico (ruiico) wrote,
Ruiico
ruiico

「ホワイト・オランダ―」を再度観る!

 留守中に娘にアマゾンで古いDVDを買うように頼んでいた「ホワイト・オランダ―」を再び観ました!

 「この前はなんだったのだろうか?」
と思うほど、今回ちゃんと観て、映画の深さが見えてきた感じです。

 舞台はアメリカ。
 ママは娘の父親をシングルで産み、アーティストとして強く生きている。

 でも、美しいママは毒のある白い夾竹桃(ホワイト・オランダ―)が好きで、家で栽培してさらに、白いミルクを入れたガラスの花瓶に生ける。それが美しいのだが。

 夾竹桃は強い花で、広島の原爆の後に真っ先に咲いた花だったと言う。

☆ママは娘から観て、どうかと思う彼を追っかけて、喧嘩の果てに彼を殺してしまう。
ママは綺麗で自己主張が強くて、自分を裏切った彼のグラフィックデザイナーとして大事なコンピューターの記録を消してしまったりして、彼が烈火のごとく怒りガラスを割って入ってきたあとの出来事だ。

☆娘も独学でも絵が好きで上手で、いつもママの絵を描いたり人物のデッサンをしている。
まだ幼いので14歳くらいか?
養女に出される。ママは刑務所だからだ。

 娘は男嫌いだが、きれいなので男が彼女をほっておかない。
 最初の養女にした家は、母親が自分の娘もコントロールできず、ほかの養子もいるような家で、彼には別の家庭があり、彼女はストリッパーをして食べているような暮らしだ。

 養女である主人公は、養母の趣味の派手な女性っぽい洋服を着せられる。
 時々、刑務所で面接する実のままはそれを嫌がる。

 主人公はもっとやさしいし、子供ながら自分の境遇が安易に同情される立場なのを知っている。

 しかし、きれいな彼女をねたんで夫を取られるのではないかと恐怖にかられた養母にピストルを撃たれて軽傷を浴びる。

☆主人公は自分の美しさを消すように、美しい長い髪をカミソリでズタズタに切ってしまう。
 顔には暴力の後の傷が残り、目には痣が残っている彼女は痛々しい。

 養女を探している家庭を多いが、わけありの底辺の子供たちが共同生活をしている場で同じような傷を負っている青年に会う。青年の親はドラッグ患者。彼も絵が好きで漫画を描く。彼女たちは惹かれあい少し年齢の上の彼は18になったら、ここから出ていく権利があると彼女についておいでと誘う。
ふたりは絵を通して知り合い、同じように大人を信じてない。

☆主人公は綺麗なので養女に欲しいと言う養母はすぐ見つかる。
 次は売れない俳優の結婚はしているが子供のいない家。
 夫は売れている俳優らしく、嫌みを言いながら浮気も適当にしていてなかなか家に帰ってこない。

 しかし、彼女は主人公を愛し、デリケートないい服を与え、美しい海辺のきれいな暮らしで彼女とのいい関係を持つ。たまに帰ってくる夫とはやはり喧嘩で、主人公は不安ながらも「自分を追い出さないで。」と養母に言う。

 実の母親が刑務所から養母を呼びだして、娘を取られたと言う嫉妬から、彼女を傷つけるような実の愛のない家庭をなじる。「あなたが子供を引き取ったのは自殺防止として、彼が与えた。」と。

 養母は主人公と同じベットで眠りながら、薬を大量に飲んで自殺してしまう。

 主人公は実の母に向かって「あなたが養母を自殺に向かわせた。養母はいい人だったのに。」と責める。

☆主人公はおとなのずるさや偽善の宗教を知り、3回目は草臥れていかれた養母を自分から選ぶ。
養母はゴミ袋から衣服を出して屋台で売ったり、主人公が前の家で買ってもらったブランドの衣服を勝手に売ってしまうような母親だがたくましい。

 主人公はそんな養母にも生きるパートナーとして受け入れられる。

☆弁護士が実の母親を刑務所から出すのには主人公の発言が必要だとよってくる。

 実の母親は「刑務所には嘘が無いからいい。」と言う。
美しい母親は、同性愛の相手として狙われるのをかわすのが体験だと、痣のある顔で言う。

☆主人公はボーイフレンドが働いてニューヨークで一緒に暮らそうとさし出す手に人生をかける。

 母親は証言を彼女に望まず、彼女を開放する。
 正当防衛で再審も決まる。

☆2年後のニューヨークの安いアパートの中で、広げたスーツケースに主人公は母の歴史をアセンブリージというアートで表現する。

 母は個展を刑務所の鉄格子をバッグにし、成功したと雑誌で知る。

「あんな母親だけと私はあの人が好き。」と言う。

彼女は幾度も「私の実のパパは誰なの?」と訊く。
母親は刑務所で会ったときに名前を教えて「捨てられたのよ。」と答える。
「でも、愛し合っていたの?」と執拗に問う娘。

娘は母親の嫌いなパンクファッションで、「これがあなたの結果なの。」と言う。

☆☆☆
 私にも娘がいるので思春期の娘の感情として理解できる。

 そして、私もアーティストなので、母親の自立した生き方をするには多少、無理のある強気さも主張しないとやっていけない立場もわかる。

 白く美しい夾竹桃。
 弱いから毒があるんでしょうね。

 娘にはそれがわかっているのだと思う。

 とにかくスーツケースの中の作品が大好き。
 とてもかわいいの!
Subscribe
  • Post a new comment

    Error

    default userpic
    When you submit the form an invisible reCAPTCHA check will be performed.
    You must follow the Privacy Policy and Google Terms of use.
  • 0 comments