Ruiico (ruiico) wrote,
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この世には夢の様な話がある!

 現実の話にはちょっとさびしい感じがつきまとう。

 でも、この世には夢のような話がある。

☆昨晩のマイケル・サンデル教授のハーバード大学でのレクチャー。

 「なぜ私は不合格だったのか?」という問題定義をした女子大生がいた。
 テキサス大学の受験でその白人の女の子はヒスパニックや黒人の生徒よりテストの点はいいのに、自分が落ちたのは不公平だ。逆差別だと訴えたのだ。最高裁まで行ってその訴えは却下された。

 マイケル・サリバン教授は「1度たりとも、ハーバート大学はテストや学校成績だけで生徒を取ったことはない。」

 これは、とてもすがすがしい美しい話だ。

☆昔、ホームレスをしていた娘がハーバード大学に入学したと言う本を読んだことがあった。

☆ハーバード大学出身者の両親や祖父母を持つ学生が、特別に考慮されて入学できることがあっていいのか?
 という質問もあった。

☆世界においてリーダーを最も多く排出している大学は、世界に善なる影響を出せる学生を取ると言う。

☆☆☆
 これはイエス様のストーリーと似ている。
 イエスの弟子はある意味、マイノリティで社会的には軽んじてられた人が多い。
 主税人や漁師など。

 彼らをなぜリーダーにしたのか?
 弱い人が立ち上がるのを見た方が、最初からエリートだった人が維持しているよりも、効果的だったからだ。

 それは、主の力が働いているとわかりやすいからだ。

☆アイリッシュでアメリカで差別される側だったケネディがハーバート大学を出て大統領になった。

 黒人でアメリカの最大のマイノリティであるオバマがハーバート大学を出て大統領になった。

 それって、神様が働いていたとしか思えない。

☆何か大きな夢が実現できそうに思える教育がなされていたとしか思えない。

 昨晩のレクチャーでも、マイケル・サンデルはたくさんの夢をちりばめた!

 希望を!

 この講義は初めての公開講義となって日本でもテレビで誰でも観れるようになったのだが、今の時代に極めて大切な問題をわかりやすく語った。

 格差。

 歴史の必然。

 自立。

 正義。

 それも卑近な例を取って。

☆他民族の正義。多数決で多数派が正義か?
 少数を無視していいのか?

 最大の効果のために1人を犠牲にしていいのか?

 命の値段、給料の値段の差をどう受け止める?

☆若者よ。あきらめるな。

 そして、日本の教育関係者に彼の聡明さと美しさがあったならと思う。

 私も言いたい。(ただのお母さんでただの絵描きでしかないけれど。)

 人生には奇跡が起こる。

 思いが透明で澄んでいれば、神に届いて願いはかなえられる。

 私は、日本の三流大学(四流かもしれない)を出た身でしかないけれど、ここの教授たちは私の椅子を用意してくれた。

 そして、真理と愛と美の横にアラブ首長国から来た黒い肌の娘とウクライナの白い肌の娘との間に黄色の肌の私を置いて写真を撮ってくれた。

 それは、生きること学ぶことがすべてそこにあるから。

 人種を超え、真理を求めるために集うことが学ぶことだからだ。

☆私はマイケル・サンデル教授のレクチャーで涙が出てきた。
 そんなこと、日本で誰も教えてくれなかった。
 同じように授業料を払って、若い日に通った大学で、こんなにも差のある質の高い教育がなされている!

 悔しさ!
 哀しさ!

 しかし、この1000人もの学生たちは迎えるだろう自分のエリートの位置で、この教育の実践で還元してくれるだろう。

 優秀で力のある学生たちは、自国の恵まれない人たちや世界の不利益を得ている人たちのために世界がどうなれば皆が幸福になるだろうかを考えて、働いてくれるだろう。

 マイケル・サンデル教授の講義こそ、日本の政治家や中国の政治家や無理かもしれないが北朝鮮のリーダーに観てほしいと思った。

 社会と歴史が作りあげてきた不公平をなくすために。

☆☆☆
 途中、主人が横に座って来て、「君も自立しなければね。そうマイケル・サンデル教授は言っていたよね。」と言った。

 専業主婦の私は「それは、いいとこ取りなのよ。私の考えはアリストテレスに似ていることもわかった。」と答えたら、「ふ~ん。」と言って出て言った。

 今日の客の前で、私のことを「WWEのプロレスを夜中観て夜更かしをしている。」と主人が言ったが、WWEは侮れない。実にハーバート的なのだ。

 レスラーの多様性と他民族性。そして、あえて障害者や女性を差別というテーマで出してくる。
「まさか、障害者に手は出さないだろう?」

 強い男の義務。

 そんなものが美しく見えるのだ。

 これは凄いことですよう。

☆☆☆
 これからは奇跡が起きなければ救えないだろう。
 
 どんどん貧しく少数民族から最高の教育を受けれる子供が出てくるだろう。

 それは卒業生の多大な寄付からだったりする。

 世界が良くなるために、そんな誇りが出資させるのだ。

 お母さんも子供も夢を捨てないでね!

レクチャー内容

 第 1回 殺人に正義はあるか
レクチャー1 犠牲になる命を選べるか
〔小林正弥教授による解説〕
レクチャー2 サバイバルのための「殺人」
〔小林正弥教授による解説〕

第2回 命に値段をつけられるのか
レクチャー1 ある企業のあやまち
〔小林正弥教授による解説〕
レクチャー2 高級な「喜び」 低級な「喜び」
〔小林正弥教授による解説〕

第3回 「富」は誰のもの?
レクチャー1 「課税」に正義はあるか
〔小林正弥教授による解説〕
レクチャー2 「私」を所有しているのは誰?
〔小林正弥教授による解説〕

第4回 この土地は誰のもの?
レクチャー1 土地略奪に正義はあるか
〔小林正弥教授による解説〕
レクチャー2 社会に入る「同意」
〔小林正弥教授による解説〕

第5回 お金で買えるもの 買えないもの
レクチャー1 兵士は金で雇えるか
〔小林正弥教授による解説〕
レクチャー2 母性 売り出し中
〔小林正弥教授による解説〕

第6回 なぜ人を使ってはならないのか
レクチャー1 自分の動機に注意
〔小林正弥教授による解説〕
レクチャー2 道徳性の最高原理
〔小林正弥教授による解説〕

東京大学特別授業[前篇]――イチローの年俸は高すぎる?
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