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「垣間見た永遠の世界」ファニー-モイスィーバ 天使館発行

 昨晩読んだ本!
 ファニー-モイスィーバは1895年1月1日、帝政ロシアのチェルノカヴァで、ロシア皇帝と母国ロシアを熱愛する家族に生まれた。幼年時代を、モスクワ郊外の風光明媚な田舎町クリンで過ごした。谷間のユリにおおわれ、から松林が生い茂り、ライラックの香りに満ちたこの場所で、彼女は自然への深い愛を培った。この環境のなかで、彼女お心と魂は豊かな信仰と敬虔さを楽しんだが、それはまた、静かな祈りの習慣を持つ母の影響によるものでもあった。
 まだ幼い頃、野原で遊んでいた彼女の耳に、教会の音楽が聞こえてきた。聖体行列が来たのかと思ったが、音楽は澄んだ青空から聞こえて来ることを知った。

 中略

 ボルシェビキの支配する恐怖時代に、父がクロクで死んだ後、ボルシェビキはけもののような襲撃のなかで母に熱湯をかけて殺した。「神に栄えあれ!」が母の最期の言葉だった。

 中略

 彼女の伯父は聖人だった。70で死ぬ日に、家中に蝋燭を灯し、自分用にしろの清潔な衣服を用意するように告げ,親類縁者および友人全員に、自分がその晩に死ぬと話し、「ここに、キリストが天使にかこまれているのが見えます。」と言って帰天した。

 彼女は、看護婦の勉強をしてから、召集を受けて赤十字の看護婦に名を連ねた。戦争中、シスター-ファニーは前線部隊で看護につくし、内乱の間、クリムソンと教会を冒涜する共産主義者の手から守るために闘う「白軍」のために、シベリアでコルチャック将軍のしたで働いていた。彼女が凍結したバイカル河を越えて撤退したときの気温は零下40度を超えていた。

 1928年、彼女が33歳の時、中国漢口の病院に入院している間、心臓発作に見舞われ、9日間昏睡状態に陥った。この長い昏睡状態のなかで示されたことの記録が本著。
             N.モイスィーバ大尉

2012-11-14 05.34.27

p35.
    第3部
  星の世界へ行く

 最後の審判が終わり、キリストが天い上げられると、残った邪悪なものたちは、悪霊によって地獄に引いていかれた。地球は荒廃し、以前美しい自然に満ちていた場所は、見渡す限りどこも完全な廃墟と化していた。
 音は聞かれず、鳥の囀りもなければ、機械の音もしなかった。産業、列車、自動車、航空機の音もなかった。産業、列車、自動車、航空機の音もなかった。どこにも、どんな生命も感じられなかった。ただ死の静けさだけがあった。私たちはある宮殿に入った。そこはかつては荘厳な場所だったが、今は、崩れ落ちた像と列柱ばかりとなり、宝石と金貨が至るところに散らばっていた。
 案内者はいった。

「上を見なさい!魂の美しさ以外、必要とされるものは何一つありません。」
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