Ruiico (ruiico) wrote,
Ruiico
ruiico

消えた画家。

 若くして行方不明になった画家の仕事を認める人がいた。
藤牧義夫の絵は州之内徹の本、「気まぐれ美術館」で私も見ていた。
しかし、24歳で行方不明になり、贋作がたくさんできているとは知らなかった。

 画壇というところは恐ろしいところである。
行方不明の画家の経歴を勝手に創作したいた人がいた。
その人は生きていたら45歳くらいの時に「死んだ。」と言った。

 この本の著者は駒村吉重で講談社から昨年の5月に出た本で、推理をしているのだ。

☆ふれあい美術館の故梅野さんのことも出てきた。本物を見つける名人の梅野さんも藤牧義夫を認めた一人。

 芸術の世界は魑魅魍魎である。しかしこの本の帯にかかれている文章に同意する。

「いま、わたしが自信をもっていえることは、ただひとつしかない。
 藤牧義夫は、まっすぐに前を向き、与えられた人生をい一直線に生きていた。」
『時代に生きてよ時代を超えよ』
 その言葉どおり、表現の可能性を、彼はいつも信じていたし、さがしもとめていた。身をやつし、うつうつと自分の運命と時代を、のろってなどいなかった。
おーい、藤牧義夫よ、きみはどこへ行ったんだい。」


 ノイローゼで貧困で自殺して隅田川の底に遺体が沈んでると言う伝説があるが、デザイン会社で働いていた藤牧は貧乏でもノイローゼでもなく同僚たちは皆、自殺などしない性格だと言っている。
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